(解説) ――異常現象が頻発する日本に、金星人と名乗る予言者が現れて地球の危機を警告。その予言通りゴジラとラドンが相次いで来襲し、黒部谷に落下した隕石からはキングギドラが出現した。キングギドラは2000年前に金星を滅亡させた宇宙超怪獣で、引力光線で地上のあらゆるものを焼き払っていく。 この未曾有の危機にモスラが仲介役となり、争っていたゴジラとラドンも一致団結。地球怪獣連合軍がキングギドラと壮絶な死闘を繰り広げる! 人気怪獣勢揃いのオールスター映画的な内容で、空飛ぶ円盤、金星の古代文明、人類の覚醒を呼びかける予言者とSF&オカルト趣味が横溢する設定に、ザ・ピーナッツのオリジナル挿入歌まで入った正月映画らしいサービス満点の娯楽作。 金星人に憑依されて予言者となった王女と、その命を狙う暗殺団、王女を守って暗殺団と対決する青年刑事らのアクションが怪獣バトルと並行して展開。クライマックスでは主人公たちが次々と場所を移動しながら三大怪獣の話し合いやキングギドラとの戦いを見守る形になっており、他の作品と同様、本多監督の演出には常に観客の視点をストーリー展開に導く工夫が凝らされているのがわかる。